「ジャイアントのエスケープR3が欲しい。近所にあるのはサイクルベースあさひだけど、あさひで買えるの?」――クロスバイク選びの相談で、よく聞かれる質問です。あさひは全国に店舗があり、買った後の点検や修理まで頼みやすい安心感があります。一方で、エスケープR3はジャイアント正規販売店の定番モデルでもあるので、どこで買うのが得なのか迷うのは自然なことです。
先に結論をお伝えします。2026年9月23日時点で、あさひ公式オンラインストアのGIANTクロスバイク欄に並んでいるのは6件で、すべてリユース品でした。新車の2027年モデル(希望小売価格79,200円)が欲しいなら、あさひの店舗に在庫を問い合わせるか、ジャイアント正規販売店・公式のクリック&コレクトを使うのが近道です。予算を抑えたい、または近くのあさひで面倒を見てもらいたいなら、リユースのエスケープR3(掲載例61,600円)とサイクルメイトの組み合わせが現実的な選択肢になります。
この記事では、第6世代になった2027年モデルの中身、5サイズの選び方、あさひで買う・受け取る流れ、リユース品の注意点、購入後の工賃までを、メーカー公式とあさひ公式の数字だけで整理しました。
・あさひでエスケープR3(新車・リユース)を手に入れる現実的なルート
・2027年モデル79,200円と2026年モデル69,300円、R DISC 88,000円の違い
・サイクルメイト3,630円で受けられる3年間の点検・盗難補償の中身
・パンク1,650円・ブレーキ調整1,980円など、買った後にかかる工賃の目安
ジャイアント エスケープr3はあさひで買えるのか?公式通販に並ぶのはリユースだけ

公式オンラインストアのGIANTクロスバイクは6件すべてリユース
まず押さえておきたいのは、あさひの公式オンラインストアで「新車のエスケープR3をカートに入れて買う」ことは、現時点ではできないという点です。2026年9月23日にサイクルベースあさひ公式オンラインストアの「スポーツバイク>クロスバイク>ジャイアント[GIANT]」を確認したところ、表示は6件で、商品名はすべて【リユース】から始まっていました。エスケープR3の2026年モデル・2019年モデルのほか、エスケープRX系やグラビエなども並んでいます。ネットで新車を比較してから注文したい人にとっては、あさひ通販は「中古を探す場所」と考えたほうが話が早いです。ただし掲載は在庫次第で入れ替わるので、見るタイミングによって件数や顔ぶれは変わります。新車の取り扱いがないと言い切れるわけではない点には注意してください。
新車が欲しいなら店舗への在庫確認が先
通販に新車がないからといって、あさひの店頭で新車を見かけないとは限りません。あさひグループのスポーツ車専門店THE BASEのブログでは、過去にエスケープをクロスバイクの品ぞろえの一つとして紹介していました。店舗ごとに扱うブランドや在庫は違うので、行きたい店舗が決まっているなら「エスケープR3の2027年モデル、欲しいサイズの在庫はありますか」と電話で聞くのが確実です。サイズと色まで伝えると話が早く進みます。気をつけたいのは、新車を扱っていない店舗に行ってしまうと、別ブランドのクロスバイクを勧められて話が進むことです。比べて選ぶのは悪くありませんが、エスケープR3に決めているなら、店舗へ行く前の問い合わせで空振りを防げます。
新車の本命はジャイアント正規販売店とクリック&コレクト
新車を確実に手に入れたいなら、ジャイアント正規販売店が本命です。GIANT公式サイトにはクリック&コレクトという仕組みがあり、公式オンラインストアで注文して、受取店舗として登録された正規販売店で受け取れます。支払いは3Dセキュア機能が有効のクレジットカードのみ(Visa・Mastercard・JCB)、受け取りは商品出荷後2~3週間程度が目安です。受け取り時には注文確認メール、顔写真付きの身分証、決済に使ったクレジットカードの3点が必要になります。自宅への配送はできないので、受取店舗まで自分で行く前提です。また、組立費や納期は受取店舗から連絡が来る仕組みなので、車体価格だけで総額を決めつけないようにしましょう。
2027年モデルは何が変わった?79,200円に上がった第6世代の中身
35Cタイヤと内装ケーブルで見た目も乗り心地も変わった
2026年6月19日に発表された2027年モデルは、エスケープR3として第6世代にあたるフルモデルチェンジです。GIANT公式のニュースリリースによると、変更点はフレーム形状の一新、ケーブルをフレーム内に通す内装ルーティング、そしてタイヤ幅の拡大です。タイヤはInnova IA2406 700x35cで、2026年モデルのKenda KWEST 700x32Cより太くなりました。フレームは最大40mm幅のタイヤまで入る設計です。タイヤが太くなると、段差や荒れたアスファルトでの突き上げが和らぎ、ふらつきにくくなります。通勤・通学で歩道の段差や路面の継ぎ目を毎日越える人には、うれしい変更です。反面、細いタイヤに比べると漕ぎ出しの軽さはわずかに落ちるので、スピード重視の人は好みが分かれます。
重量11.9kgは増えたのか?サイズ表記の違いに注意
カタログ重量は2027年モデルが11.9kg(XS)、2026年モデルが11.1kg(S)です。数字だけ見ると重くなったように見えますが、計測したサイズが違う点に注意してください。重量は計測サイズや個体差で変わるので、厳密な比較はできません。とはいえ、35Cタイヤやフレームの設計変更で軽くなる要素は少ないので、「軽さより快適性と安定感に振った」と考えるのが自然です。駅の階段で担ぐ、マンションの駐輪場で持ち上げるといった場面が多い人は、店頭で実際に持ち上げて確かめるのがおすすめです。自宅の保管場所まで階段を上がる人は、購入前にこの重さを想定しておきましょう。
在庫の2026年モデル69,300円は買いか
2026年モデルは希望小売価格69,300円で、2027年モデルの79,200円より安く設定されていました。後継が発表された今は販売店の在庫限りになるので、欲しいサイズと色が残っていれば、価格を優先する人には魅力があります。32Cタイヤ、外装ケーブル、KSAマウント(キックスタンドをチェーンステーに直付けできる台座)といった装備で、街乗りの性能は十分です。一方で、純正アクセサリーのフェンダーは2027年モデル向けに「Escape Fender Set 35C+」が用意されているので、旧モデル用のアクセサリー適合は店舗で確認が必要です。在庫探しに時間をかけすぎると、結局サイズが合わない車体で妥協しがちなので、サイズを最優先に決めましょう。
ディスクブレーキのR DISC 88,000円とどちらを選ぶか
同時にモデルチェンジしたエスケープR DISCは、希望小売価格88,000円です。ブレーキがTektro TKD 143のディスクブレーキになり、重量は12.5kg(S)、後輪のハブ幅(OLD)は135mmとR3の130mmより広くなっています。ディスクブレーキは雨の日でも制動力が落ちにくいので、雨でも自転車通勤をやめない人や、坂の多い地域の人に向きます。R3のリムブレーキ(Tektro TK837AL)は、構造がシンプルで調整の手間が少なく、ブレーキシューの交換も安く済みます。晴れの日中心の街乗りならR3、天候を問わず毎日乗るならR DISC、と考えると選びやすくなります。
| 項目 | ESCAPE R3 2027年 | ESCAPE R3 2026年 | ESCAPE R DISC 2027年 |
|---|---|---|---|
| 希望小売価格(税込) | 79,200円 | 69,300円(在庫限り) | 88,000円 |
| 重量 | 11.9kg(XS) | 11.1kg(S) | 12.5kg(S) |
| タイヤ | 700x35c(最大40mm対応) | 700x32C | 700×35C |
| ブレーキ | Tektro TK837AL | Tektro TK837AL | Tektro TKD 143(ディスク) |
| 変速 | 3×8(24段)12×32 | 3×8(24段)11×32 | 24段 |
| サイズ | XXS, XS, S, M, L | XS, S, M, L | 公式で確認 |
エスケープシリーズ全体の違いや、RXとの比較は次の記事で詳しくまとめています。

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身長何cmならどのサイズ?5サイズの適応身長と選び方

適応身長は重なっている、境目の人は2サイズ試す
GIANT公式の製品ページによると、2027年モデルの適応身長はXXS 140-160cm、XS 155-170cm、S 160-175cm、M 170-185cm、L 180-195cmです。見てわかるとおり、範囲が重なっています。たとえば身長170cm前後ならSとMの両方が候補に入ります。公式も「適応身長はあくまでも参考値であり、適合を保証するものではありません」と明記しているので、境目の人は必ず2サイズとも跨ってみてください。腕や脚の長さ、前傾の好みで合うサイズは変わります。新たにXXSが追加されたので、小柄な人や中高生にも選択肢が広がりました。ただし、在庫が少ないサイズほど取り寄せに時間がかかる点は覚えておきましょう。
ハンドル幅とクランク長もサイズで変わる
サイズで変わるのはフレームだけではありません。ハンドル幅はXXS 520mm、XS 540mm、S 540mm、M 580mm、L 580mm、クランク長はXXS 160mm、XS 165mm、S 170mm、M 170mm、L 175mmと、パーツもサイズに合わせて変わります。SとMでは、フレームだけでなくハンドル幅も変わるので、肩幅が狭い人がMを選ぶと、腕が開きすぎて疲れやすいことがあります。逆に大柄な人がSを選ぶと、ハンドルが近く窮屈に感じます。ハンドルのクランプ径は25.4mmで、あとからハンドル交換やカットで調整する方法もありますが、工賃がかかります。最初のサイズ選びで合わせておくほうが安上がりです。
ハンドル幅の考え方は、次の記事でも詳しく解説しています。

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失敗パターン:通販の身長表だけで決めてしまう
よくある失敗が、通販の商品ページに書かれた身長の数字だけでサイズを決めてしまうことです。たとえば身長172cmの人が「M 170-185cmに入っているから」とMを選んだところ、ハンドルが遠く、信号待ちで足を着くたびにトップチューブが股に当たって怖い、というケースがあります。原因は、身長の数字だけで判断して、股下の長さや乗車姿勢の好みを考えなかったことです。対策は、実店舗で跨って「足つき」と「ハンドルまでの距離」を確かめること、そして迷ったら小さいほうを選ぶことです。小さいほうのサイズはシートポストやステムで調整しやすく、大きすぎるフレームは後から直せません。
リユース品は1台ごとにサイズが決まっている「一点もの」です。表記がシートチューブ長(430mm・465mm・500mm・555mmなど)のこともあるので、GIANT公式のジオメトリ表でどのサイズに当たるかを確認し、適応身長と照らし合わせてから注文しましょう。
あさひで買う・受け取るとどうなる?ネット注文から防犯登録までの流れ
「ネットで注文、お店で受取り」は送料無料で組立点検つき
あさひでリユースのエスケープR3を買う場合、中心になるのが「ネットで注文、お店で受取り」サービスです。公式によると、対象商品はすべて送料無料で受け取れ、自転車は店頭の専門スタッフが組立点検まで行います。自転車と同時に購入した部品は取付料金が無料になるので、スタンドやライトを一緒に頼むと得です(部品交換を伴うものは有料)。大きな段ボールや梱包材も店舗で処理してくれます。自転車・大型商品を含む注文では、受け取りまでの目安は約2週間です。一方で、受け取りは店舗の営業時間中に限られ、土日祝は説明や手続きで待つこともあるので、平日に行ける人は平日がスムーズです。
防犯登録は受け取り時に店頭で申し込む
自転車の防犯登録は、法律に基づいて平成6年6月から義務化されています。あさひの案内では、ネット注文の段階では防犯登録を申し込めず、受け取り時に店舗で申し込み、登録料は店頭で支払う流れです。登録料は都道府県によって異なるため、金額は住んでいる地域の防犯登録協会で確認してください。受け取りの日は、本人確認書類を忘れずに持っていきましょう。リユース品の場合、前の持ち主の登録は抹消されてから販売されるので、新しい持ち主として登録し直すことになります。ここを後回しにすると、盗難に遭ったときに自分の自転車だと証明しにくくなるので、受け取り当日に済ませてしまうのが確実です。
サイクルメイト3,630円で3年間の点検と盗難補償
あさひで自転車を買うときに合わせて検討したいのが、自転車総合保証サービス「サイクルメイト」です。加入料は3,630円(税抜3,300円)で、加入日から3年間、全国のあさひで点検が無料、修理工賃が10%OFF、盗難時は一部負担で新車を受け取れる盗難補償がつきます。さらに、購入から10日以内にアプリで登録すると、個人賠償責任補償1億円・入院一時金1万円の自転車保険が6か月プレゼントされます。ただし、加入は店頭での申し込み・支払いで、別途防犯登録(有料)が必要です。また、サイクルメイトは延長ができず、3年で終わります。
| 加入料 | 3,630円(税抜3,300円) |
| 期間 | 加入日から3年間(延長不可) |
| 主な特典 | 点検無料/修理工賃10%OFF/盗難補償(一部負担で新車) |
| 保険プレゼント | 個人賠償責任補償1億円・入院一時金1万円(6か月、購入から10日以内に登録) |
失敗パターン:盗難補償の対象外を知らずに安心してしまう
サイクルメイトに入ったことで安心して、鍵を1つしかかけずに駅前に停め、サドルとホイールだけ盗まれた――というのは起こりがちな失敗です。公式の規定では、盗難補償の対象は自転車本体だけで、サドル・車輪などの構成部品やオプション部品の盗難は対象外です。置き忘れや紛失、警察への盗難届が加入日から3年を過ぎている場合も補償されません。また、新しく受け取る自転車との価格差は自己負担になります。原因は「補償があるから大丈夫」と考えて、盗難対策そのものを手薄にしたことです。対策は、補償はあくまで最後の保険と考え、地球ロックできる頑丈な鍵を使うこと、盗難に遭ったらすぐ警察へ届け出ることです。
リユースのエスケープR3という選択肢、61,600円の中古は買いか
あさひのリユース品は32項目の点検整備済み
あさひ通販に並ぶエスケープR3のリユース品は、あさひが買い取った車体を整備して販売しているものです。あさひのリユース販売サービスの案内では、買い取った自転車を専門スタッフが全32項目で点検整備し、クリーニングしてから販売すると説明しています。2026年9月23日時点の掲載例では、2026年モデルの555mm(適応身長180cm~195cm)が61,600円でした。個人間売買と違い、プロが整備した車体を店舗で受け取れるのが安心材料です。ただし、リユース品はサイズ・色・年式が1台ずつ違うので、自分に合う車体が出るまで待つ必要があります。
1年間点検無料はつくが盗難補償はない
リユース品の商品ページには、受け取り後1年間の点検無料サービスがつく一方で、「品質保証、盗難補償はございません」と明記されています。お渡し後の不具合も原則保証の対象外です。新車とサイクルメイトの組み合わせのような盗難補償はないので、鍵や保険は自分で用意する必要があります。受け取りは店頭受取限定で、対象地域も決まっています。掲載例の車体は北海道・東北・関東甲信越などの一部地域が対象だったので、自分の住む地域で受け取れるかを注文前に確認しましょう。価格が安いぶん、保証の薄さを自分で補う前提で選ぶのがリユース品との付き合い方です。
中古で必ず見たい3つのポイント
リユースのエスケープR3を選ぶときは、次の3点をチェックしてください。①年式:2027年モデル以降はタイヤが35C、2026年モデル以前は32Cなど細めです。純正フェンダーなどのアクセサリーは世代で適合が変わるので、年式は必ず確認します。②サイズ表記:リユース品はシートチューブ長のmm表記が多いので、公式のジオメトリ表と照合します。③写真の傷や錆:あさひ通販では車体の傷を写真で確認できます。錆がチェーンやワイヤーに出ている車体は、あとで交換費用がかかる可能性があります。この3点を確認すれば、届いてからの「思っていたのと違う」を減らせます。ただし写真ではわからない部分もあるので、受け取り時に店員さんにブレーキとギアの状態を聞いておくと安心です。
・受取対象地域に自分の住む都道府県が入っているか
・年式(2027年モデル以降は35C、それ以前は細めのタイヤ)
・サイズ表記(mm)とGIANT公式の適応身長の照合
・品質保証・盗難補償がないことを理解しているか
買った後にいくらかかる?あさひのスポーツ車工賃と点検の目安
パンク修理1,650円、チューブ交換2,860円が基本
エスケープR3を買ったあと、いちばん出番が多いのがパンク対応です。あさひのスポーツ車修理工賃表では、パンク修理が1ヶ所まで1,650円、1ヶ所増すごとにプラス550円です。タイヤ・チューブ交換(クリンチャー)の工賃は2,860円で、部品代は別途かかります。エスケープR3はクロスバイクなので、あさひでは一般車ではなくスポーツ車の料金表が適用されます。パンクが続く場合は、穴をふさぐより、摩耗したタイヤとチューブを一度に交換したほうが結果的に安く済むこともあります。なお、工賃は店舗・時期により異なる場合があるので、作業前に見積もりを確認しましょう。
パンク修理を自分でやるか迷っている人は、こちらも参考になります。

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ブレーキ調整1,980円、チェーン交換4,180円
ブレーキの効きが甘くなった、レバーの握りしろが深くなったというときは、ブレーキ調整(前後)が1,980円です。カンチ・U・ディスクブレーキの場合はプラス1,100円なので、R DISCを選ぶと調整工賃は少し上がります。チェーン交換は4,180円(部品代別)です。チェーンは伸びたまま使うと、ギアの歯まで削って交換費用が膨らむので、定期点検で伸びを見てもらうのが得策です。一式点検(TS点検)は4,400円です。ブレーキは命に関わる部品なので、自分で調整して不安が残るときは、無理をせず自転車店に任せてください。
| 作業 | 基本工賃 | 備考 |
|---|---|---|
| パンク修理 | 1,650円 | 1ヶ所増すごとにプラス550円 |
| タイヤ・チューブ交換 | 2,860円 | クリンチャー |
| ブレーキ調整(前後) | 1,980円 | ディスク等はプラス1,100円 |
| チェーン交換 | 4,180円 | チェーン代別 |
| TS点検・一式点検 | 4,400円 | サイクルメイト加入車は3年間点検無料 |
| サイドスタンド取付 | 990円 | 自転車と同時購入なら取付無料 |
点検は2ヶ月・6ヶ月・1年ごとが目安
あさひは、使用開始後2ヶ月目、6ヶ月目、その後1年ごとに1回を点検の目安にしています。新車は乗り始めてしばらくすると、ワイヤーの初期伸びでブレーキやギアの調整がずれてきます。2ヶ月目の点検は、このずれを直すタイミングとして大切です。サイクルメイトの点検は全国のあさひで受けられますが、予約はできず直接来店する仕組みなので、週末の混雑時は待ち時間が出ることもあります。時間に余裕のある日に持ち込むのがコツです。日々の空気圧チェックやチェーンの注油は自分でやる前提で、店の点検と組み合わせると長く快適に乗れます。
クロスバイクのメンテナンス頻度は、次の記事で週1・月1・年1に分けて整理しています。

クロスバイクを買って半年、そろそろ「これ、何かした方がいいのかな」と思い始めていませんか。ペダルを回すたびにチリチリ音が鳴る、坂で変速がもたつく、走り出しがなん…
実は「工賃10%OFF」より「点検無料」のほうが効く
意外と知られていないけれど、サイクルメイトの価値は割引より点検無料にあります。一式点検は4,400円なので、3年間のうちに1回点検を受けるだけで加入料3,630円を上回ります。一方、工賃10%OFFは修理のたびに少しずつ効く特典で、パンク修理1,650円に対しては割引額が小さく、元を取るには何度も修理が必要です。つまり、サイクルメイトは「修理が多い人のための割引」ではなく、「2ヶ月・6ヶ月・1年ごとに点検を受ける人のための定額サービス」と考えると損得が見えやすくなります。逆に、点検に行く習慣がない人にとっては、盗難補償が主な価値になります。
最初に揃えたい純正アクセサリーと、タイプ別の買い方
KSAキックスタンド2,750円は最初の1点
クロスバイクには基本的にスタンドがついていません。エスケープR3の2027年モデルは、チェーンステーにKSA18規格対応のキックスタンド台座を備えており、GIANT純正の「Direct Mount KSA Kickstand- Adjustable」(2,750円)を直付けできます。台座に直接固定するので、クランプ式のスタンドに比べてフレームを傷めにくいのが利点です。駐輪場や自宅前で毎回壁に立てかけるのは手間なので、通勤・通学で使うなら最初に付けたい1点です。一方で、スタンドを付けると少し重くなり、スポーティな見た目を好む人には好みが分かれます。あさひで自転車と同時に購入した部品は取付無料ですが、GIANT純正品の取り扱いは店舗で確認してください。
雨と裾汚れ対策はフェンダーとディレイラーガード
雨上がりの通勤で背中に泥はねがつく、ズボンの裾がチェーンで汚れる――こうした悩みには純正アクセサリーが用意されています。「Escape Fender Set 35C+」は6,380円で、名前のとおり35C以上のタイヤに合わせたフェンダーセットです。「Escape Derailleur Guard」は990円で、駐輪時に倒れたときなどにリアディレイラーを守ります。駐輪場で隣の自転車とぶつかりやすい人には安い保険になります。注意したいのは、フェンダーは2027年モデル向けの設計なので、32Cタイヤの2026年モデルやリユース品に付ける場合は適合を必ず確認することです。GIANT公式サイトには取付適合表も用意されています。
ライトと鍵はUniclip Pro対応品が便利
2027年モデルのサドルは「Giant Ergo Contact w/Uniclip Pro System」で、Uniclip Pro対応のアクセサリーをサドル下にワンタッチで取り付けられます。テールライト「Uniclip Pro TL 50」は3,740円、ケーブルロック「Uniclip Pro Cable Lock」は6,930円です。フロントライトは「Numen HL 400」が3,850円で用意されています。夜に走る可能性があるなら、ライトは購入と同時に揃えておきましょう。ただし、ケーブルロックは持ち運びやすい反面、切断に強いタイプではありません。駅前など長時間停める場所では、U字ロックなど頑丈な鍵と組み合わせるのが安心です。荷物を載せたい人向けには「Rack-It Rear Rack – MIK System」(9,900円)もあります。
鍵の強さの違いは、U字ロックの記事で詳しく解説しています。

タイプ別:あなたに合う買い方はどれか
ここまでの内容を、読者のタイプ別に整理します。新しいエスケープR3に長く乗りたい人は、GIANT正規販売店かクリック&コレクトで2027年モデルを選ぶのが基本です。とにかく近所のあさひで面倒を見てほしい人は、あさひ店舗に新車在庫を問い合わせ、なければリユース品を狙いましょう。予算を最優先する人は、在庫の2026年モデルかリユース品が候補になります。雨の日も通勤する人はR DISCも比較に入れてください。どのルートでも、サイズを最優先に決め、鍵・ライト・スタンドの費用を車体価格とは別に見込んでおくことが、後悔しない買い方のポイントです。
| タイプ | おすすめの選択 | 車体価格の目安 |
|---|---|---|
| 新型に長く乗りたい | 正規販売店・クリック&コレクトで2027年モデル | 79,200円 |
| 近所のあさひで面倒を見てほしい | 店舗に新車在庫を確認、なければリユース品+点検 | 掲載例61,600円(リユース) |
| 価格を最優先 | 在庫の2026年モデル | 69,300円 |
| 雨の日も毎日通勤 | ESCAPE R DISC 2027年モデル | 88,000円 |
まとめ
エスケープR3は、あさひで買うか正規販売店で買うかより、「どの年式のどのサイズを、どんな保証つきで手に入れるか」で満足度が決まる自転車です。最初の一歩は、自分の身長でどのサイズが候補になるかをGIANT公式の適応身長で確認し、近くのあさひに「そのサイズの新車在庫があるか」を電話で聞いてみることです。在庫がなければ、正規販売店のクリック&コレクトで2027年モデルを注文するか、あさひのリユース品を見比べるかの二択になります。どちらを選んでも、受け取ったら2ヶ月目の点検だけは忘れずに受けてください。初期のワイヤー伸びを直しておくと、ブレーキもギアも気持ちよく使い続けられます。
※価格・工賃・サービス内容は2026年9月時点の公式情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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